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PhotoPlusこばやしかをる

【活動日誌】with Camera部 山手線北部を旅しよう~ 池袋編 ver.1~開催しました

更新日:2023年7月3日

あまり行かない、降りたことがない「山手線の上の方」と言われるエリア。今回の「山手線北部を旅しよう」は、山手線北部のターミナル駅、池袋駅ver.1として、南池袋の東通りを中心にゆるっと歩きました。

※掲載の写真は、当日ご参加の皆様からもご提供いただいています


池袋の東西をつなぐ、通称「ビックリガード」の上に建立した、西武グループの建物「ダイヤゲート」からスタート。電車のDIAGRAMをイメージした外観◇模様が象徴的な建物は、光のあたる表情がかっこよく、青空と光の反射した窓が映えます。


2階線路側には広々としたデッキスペースがあり、ご近所の子連れママさんたちの散歩スポットになっています。デッキから電車の往来や、街のわちゃわちゃした様子を 遠目にホッとできる場所で、子どもたちにも大人気!西側に位置しているデッキなので、きっと美しい夕景も見られるはず。


南池袋で外せないスポット「東通り」は、池袋南口のジュンク堂書店の右脇から雑司ヶ谷方面に伸びる商店街。おしゃれなお店が増え、人通りも多くなりましたが、昔ながらのお店も頑張る、過去と未来の混在するゾーンです。横道に入り、威光稲荷堂のにゃおよろず達にご挨拶したら、桜を求めて路地をそぞろ歩き。そのまま抜けると眞乗院。参道では露店が出ていて、マスクから解放されて多くの人が満開の桜を愛でていました。


東通りから左手は、南池袋公園。かつては、ホームレスや日雇労働者の居場所となっていましたが、その影は微塵も感じられないほど。広々とした空の広がる芝がまぶしい空間に、元気いっぱいの子どもたちの声が響き渡り、大人たちも話に花を咲かせています。公園内や近隣には、カフェもあり行列も見られるほどです。


池袋といえば、東口駅前に古くからある「タカセ洋菓子店」を知らない人はちょっとモグリ。大正9年創業の老舗です。南池袋店は、ベーカリーと喫茶コーナーがあるのでそちらで一息つきました。平日午後の優雅な路地裏。なんと、コーヒー250円!ほとんど値上げしていません。パンも店内で製造されていますよ。カジノ という名のパンジャケ買い!のLeicoさん。ロゴやパッケージまでレトロデザインがかわいいタカセです。


お次は天空、豊島区庁舎へご案内。その途中、区庁舎の麓には昭和の住宅地が軒を連ねます。

かろうじて、支えられて建つその姿は、この地に根を張り、生き延びようとしているようにも見えます。昭和が終わろうとしている。ちょっと切ない、取り残された空間は、いつまで存在するでしょうか。昭和の少年少女たちは郷愁を胸に、少し切なく苦しい思いを抱きながら歩きました。


そのすぐ隣に、建築デザイナー、隈研吾氏と日本設計の共同設計による、豊島区役所と超高層マンションが同居する、日本初のマンション一体型、豊島区役所本庁舎があります。「豊島の森」と名付けられた、ビオトープなど自然を満喫できる地上10階。外気を感じて天空を仰ぐ区役所なんてなかなかないですね。池袋以南の東京大パノラマが広がります。ここは、行く価値大ですよ!10階からは階段で4階まで降りることができ、上階から麓を眺めると、都電「雑司ヶ谷」停留所一帯。ここにはいずれ副都心線も延伸する予定です。


地上に戻り、雑司が谷・鬼子母神 方面へ移動。

気がついたら、あたりは薄暗く夕方に。鬼子母神前を通り、眞乗院のぼんぼり灯りに誘われて東通りへ戻りつつ、帰路につきました。



異次元の交差する池袋の魅力は果てしない。池袋界隈は数回に分けて散策を進める予定です。


#山手線北部を旅しよう は、食べる、遊ぶ、学ぶが目的の写真散策。どなたでも、どんなカメラでも参加できます。

インスタグラム @photoplus_5 でも告知いたしますので、お見逃しなく。



次回は、駒込・田端を予定しています!お楽しみに。


<南池袋の立ち寄りスポット>


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